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旅人の視点をひねる編~旅行中の写真フォルダが「食べ物8割」になる法則~

    
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旅人の視点をひねる編~旅行中の写真フォルダが「食べ物8割」になる法則~

🧭 キーワード:
「北海道 グルメ旅」「旅行 写真 撮り方」「SNS映え 食べ物」「小樽 スイーツ」「釧路 炉端焼き」などを自然に配置しています。

はじめに:「あれ?風景よりラーメン多くない?」

旅行から帰ってきてスマホの写真フォルダを開いてみると・・・「うわ、食べ物ばっかり!」

ラーメン、海鮮丼、ソフトクリーム、スイーツ、またラーメン──風景写真がわずか数枚しかないことに気づいた経験、ありませんか?

このレポートでは、旅行者の多くが陥る「食べ物8割フォルダ現象」の“なぜ”をユーモラスに解説しながら、旅先での写真の撮り方、グルメとの向き合い方、旅行体験の深め方まで掘り下げて紹介していきます。北海道を舞台に、グルメと写真と観光の絶妙な関係をお届けします。

北海道の美味しい食べ物に心奪われるのも当然かも(写真:札幌味噌ラーメン)
北海道といったら“海鮮丼”でしょう!

1章:「食べ物8割フォルダ」現象とは?

旅行中の写真を整理していると、次のような比率に驚くことがあります。

  • 朝ごはん:2枚(定食+味噌汁アップ)
  • 昼ごはん:5枚(丼アップ、断面図、友人の手元など)
  • スイーツ:3枚(ソフトクリーム溶けかけ含む)
  • 夜ごはん:7枚(前菜、メイン、乾杯シーン、箸あげ)
  • 景色:2枚(曇天)
  • 宿の部屋:1枚(ベッドの乱れ)

この現象は、もはや旅行者にとっての「あるある」です。ではなぜ、人は旅に出ると食べ物ばかり撮ってしまうのでしょうか?

理由1:瞬間的な満足度が高い

料理は“見た瞬間にテンションが上がる”存在。鮮度、盛り付け、湯気・・・五感が刺激され、思わずシャッターを切ってしまいます。

理由2:記憶より記録を残したくなる

「この味、もう一度味わいたい」「誰かに教えたい」という気持ちから、撮っておきたくなるのが食事の写真。味は記憶に残りづらいからこそ、写真で補完したくなる心理が働きます。

理由3SNS映え・シェア文化の影響

InstagramやX(旧Twitter)では、グルメ写真がもっともリアクションを得やすいジャンル。旅行中の“食”はそのまま投稿ネタになるため、意識的に撮る人が増えています。

2章:グルメ旅で写真が増える北海道の魅力スポット3

小樽:スイーツと海鮮が止まらない

  • 見どころ:運河と歴史的建造物の美しさと、あふれる海鮮丼の魅力!
  • 撮りたくなる料理
    • 朝市の「うに・いくら・カニ三色丼」
    • ルタオのチーズケーキ断面ショット
    • 小樽ビールとソーセージの乾杯シーン
  • 注意点:撮りすぎて、気づいたら運河の写真ゼロになる恐れあり(笑)

美瑛:景色の中のスイーツ天国

  • 見どころ:パッチワークの丘、青い池、そしてファームレストランの絶品料理
  • 撮りたくなる料理
    • ソフトクリーム(ミルク感が違う)
    • じゃがバターの湯気アップ
    • 手作りアップルパイ with 丘ビュー
  • 注意点:景色よりスイーツ写真が多くなりがち。背景も入れて構図を工夫しよう!

釧路・根室:和と港のグルメ天国

  • 見どころ:湿原と太平洋、炉端焼きと花咲ガニ
  • 撮りたくなる料理
    • 炉端焼きで焼かれるサンマの煙
    • 蟹味噌たっぷりの花咲ガニ丼
    • 釧路ラーメンの湯気+たまごのトロリ感
  • 注意点:夜の屋台の雰囲気を写真に残すのも忘れずに!

3章:食べ物ばかり撮ってしまう時のやりすぎ防止チェックリスト

旅が「グルメ記録大会」にならないように、こんな工夫もおすすめです。

食前に一呼吸、背景を確認
料理に集中しすぎて背景がゴチャゴチャになりがち。自然光やテーブルの上も含めて“絵”になるか考えよう。

✅「一品につき一枚まで」ルール
アングル違いや連写で30枚撮っても、結局使うのは1枚。節度を持った枚数管理で、データフォルダも心も軽やかに。

✅同行者も一緒に写す
グルメ写真に人が写っていると、あとで見返したときの温度が違います。「誰と食べたか」も旅の大事な記憶です。

✅食後に景色も撮る
満腹後は景色に集中するチャンス。あえて「食後専用フォルダ」を作ると、写真のバランスが良くなります。

4章:宿泊・アクセス・観光と写真映えのバランスを楽しむ旅へ

🛏宿泊情報(写真も撮りたくなる宿)

  • 【小樽】ホテルノイシュロス小樽:朝食のお重がインスタ映え
  • 【美瑛】スプウン谷のザワザワ村:コテージと丘の絶景が絵になる
  • 【釧路】ラビスタ釧路川:夜景と部屋食が一枚に収まる名ホテル

🚗アクセス情報

  • 小樽:新千歳空港から電車で約80分
  • 美瑛:旭川空港から車で約30分
  • 釧路:釧路空港から市内までバスで約45分

📷アクティビティ情報(写真の幅を広げる体験)

  • 小樽:着物レンタルで街歩きフォト
  • 美瑛:E-bikeで丘めぐり+花畑スナップ
  • 釧路:釧路湿原カヌー+サンセット撮影
観光地としても人気がある富良野のラベンダー畑
アクティビティとして大人気の釧路湿原カヌー

5章:写真フォルダに美味しいだけじゃない記憶

旅の写真は、その時の「感情」と「匂い」と「音」を運んでくれるタイムカプセルのようなもの。確かに、グルメ写真は旅の醍醐味。けれども、道端の小さな看板、宿の窓から見た朝日、同行者の笑顔──そんな何気ない風景も、後から見返すと胸を打つ一枚になることもあります。

「食べ物8割」は、悪いことではありません。でも、その“残り2割”に、旅の本質が宿っているのかもしれません。

おわりに:食も風景も、あなたの旅が写るもの

写真フォルダを見れば、その旅のテーマがわかります。食べ物だらけなら、それは「グルメの旅」。人が多ければ「誰かと分かち合う旅」。風景が多ければ「癒しの旅」。

あなたの旅が、どんな形であれ、笑えて、美味しくて、思い出に残るものであるように・・・。

次の旅行では、シャッターを押す前に、少しだけ「この一枚に何を残したいか」を考えてみてください。それだけで、旅がもっと味わい深くなります。

グルメ8割のフォルダも、立派な旅の証。その中に、あなたの旅がぎゅっと詰まっているのです。